社会

「遊び」「写真」「音」など催し 10月30日に平城宮跡歴史公園大極門前で地域連携ワークショップ

関連ワード:

あす開催する「集合祭」を前に打ち合わせをするスタッフ。後方は今年3月に復元された大極門=28日、奈良市の平城宮跡歴史公園

 奈良市の特別史跡平城宮跡の魅力向上を目指し、あす30日午後1時から平城宮跡歴史公園大極門(南門)前で地域連携ワークショップ「集合祭」(実施主体・近畿地方整備局国営飛鳥歴史公園事務所平城分室)が開かれる。同公園の活利用に関心を寄せる自治会や各種団体、大学生らが、「遊び」「写真」「音」などをテーマに開催。来場を呼びかけている。参加無料。

 

 「遊び」は凧(たこ)をつくり、大極門前中央区朝堂院の広々とした場所で揚げ、滞空時間を競う。「写真」は「宝探しフォトチャレンジ」。設置された24のスポットを探し、スマートフォンなどで撮影。制限時間内にどれだけ集められるかを競う。「音」は虫や鳥の鳴き声に耳をすませ、辺りを巡る。いずれも午後1時から受け付け(凧づくりは先着20人)。

 

 ワークショップのメンバーで奈良女子大学4年の小川千尋さん、内藤碧音さんらは「多くの方に参加してほしい」と話す。特設ステージでは、京都産業大学生命学部の学生バンド「MAHORO」の演奏もある。

 

 大極門は今年3月に復元された。「さまざまなアイデアから生まれた今回の企画。公園の利活用に興味のある方も歓迎」と実施主体の平城分室。問い合わせは建設技術研究所、電話06(6206)5694。

 

 また、12月4日まで朱雀門の北側で奈良女子大学生活環境学部住環境学科と平城宮跡管理センターが主催する「おぎの美術館」を開催している。オギの群生地にさまざまなフレームを設置。新たな視点から自然の美しさが体感できる。入場無料。午前10時から日没まで。問い合わせは管理センター、電話0742(36)8780。

こちらの記事も読まれています

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド