社会

生活介護支援サポーターら、災害時の役割確認 奈良県天理市CALSネットワークひびき協議会

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天理市CALSネットワークひびき協議会の検討会議であいさつする林理事長(奥)=天理市岸田町の特別養護老人ホームひびきの郷

 特別養護老人ホーム「ひびきの郷」を運営する天寿会(林芳繁理事長)は、2019年6月に奈良県天理市CALS(コミュニティー・オール・ ライフ・サポート)ネットワークひびき協議会を立ち上げ、地域の防災活動に取り組んでいる。このほど、同協議会の第8回検討会議を開いた。

 

 同会は天理市内の各校区に「ふれあいサロン」を開設し、高齢者を支援する生活介護支援サポーターを養成。現在327人の修了生が、高齢者の見守りや買い物支援、災害時の安否確認、病院付き添いなどを行っている。この日は生活介護支援サポーター36人が参加し、自分たちの役割を確認した。

 

 林理事長は「(高齢者には)南海トラフ巨大地震や熱中症などの不安がある。われわれと高齢者がともに生きる社会をつくるためにどうすればいいか話し合い、安心・安全な地域づくりを目指したい」と話した。

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