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定着に手ごたえも 子どもは歓声・大人は笑顔に 健康増進、交流図る - 第6回御所市軽スポーツ(ボッチャ)フェスティバル

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すぐにルールを理解し、ゲームに熱中する子どもたち=御所市三室の御所市防災交流館

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 性別や障害の有無にかかわらず、子どもから高齢者まで、幅広い年齢層の健康増進と交流を図るための第6回御所市軽スポーツ(ボッチャ)フェスティバルが6月23日、御所市三室の御所市防災交流館で行われた。子ども8チーム、大人12チームが参加した。

 

 ボッチャはヨーロッパ生まれのパラリンピック正式種目で、1チーム3人で構成し、3対3の対抗戦。赤と青に分かれ各6球ずつボールを投げ、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールにどれだけ近づけるかを競う。コートは縦12・5メートル、幅6メートルの広さで、この日は御所ローカルルールで行われた。

 

 試合前に奈良県ボッチャ協会からルールの説明があり、その後、子どもの部と大人の部に分かれて予選リーグをスタート。和気あいあいとした雰囲気の中、試合が進むと子どもたちからは歓声が上がり、大人たちからは笑顔があふれた。 

 

 決勝トーナメントは接戦となり、子どもの部はゴセンちゃんチームA、大人の部は御所身障&ボランティアNO1が優勝した。

 

 同市の葛城南地区から参加した新子恵三さん(71)は、子どもや孫たちが帰って来る8月のお盆休みに「ボッチャ大会」(夏祭り)を企画。今回は同地区の自治会長ら3人とお試し体験した。 

 

 チームは初出場でいきなり2位の好成績。新子さんは「面白い。(試合中に)気づきがある。地区のみんなに参加してもらい定着させたい」と手応えをつかんだ様子だった。

 

2024年7月3日付・奈良新聞に掲載

 

 

 

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