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新紙幣にニッコリ、奈良の南都銀行本店に両替求め多くの利用客

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両替した新紙幣を手に笑顔を見せる来店者=3日、奈良市橋本町の南都銀行本店(写真の一部を加工しております)

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 20年ぶりとなる新しい紙幣が3日、発行された。この日、奈良市の南都銀行本店には、新紙幣に両替しようと多くの利用客が訪れた。

 

 同日、日本銀行から南都銀行の本店など一部店舗に新紙幣が引き渡された。同行本店では、午後1時ごろから新紙幣への両替が始まり、窓口を訪れた多くの利用客が新紙幣を受け取った。

 

 奈良市の会社員男性(51)は「1カ月ほど前からこの日を待っていた。もったいなくて使えない」と笑顔で話していた。

 南都銀行の各店舗では順次、新紙幣の取り扱いが始まる。ATM(現金自動預け払い機)への充てんも進める。

 

 新紙幣は1万円札に「近代日本経済の父」といわれる渋沢栄一、5千円札に女性教育の先駆けとなった津田梅子、千円札は近代医学の基礎を築いた北里柴三郎にそれぞれ肖像画が変更された。旧紙幣も引き続き使用できる。

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