社会

「リュウ」「春麗」に続きストリートファイター銅像3体目・「ケン」の設置費用を寄付 奈良県橿原市ゆかりの4社

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亀田市長(右端)に寄付目録を手渡す森本会長、佐藤会長、森脇相談役、中谷社長=26日、橿原市役所

 奈良県橿原市に関係の深い企業4社が6月26日、人気格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズを生かしたまちづくりを進める同市に、登場キャラクターの一つ「ケン」の銅像制作や設置などの費用計550万円を寄付した。

 

 シリーズを製作するゲームソフト大手「カプコン」(大阪市)の創業者が橿原市出身という縁から、市は2022年に同社と包括連携協定を締結。キャラ銅像の市内設置などを進め、国内外からの来訪者増を目指している。

 

 今回の寄付で制作するのは主要キャラ「ケン」の銅像で、10月までに橿原神宮周辺への設置を予定。近鉄大和八木駅前の「リュウ」、市役所分庁舎前の「春麗(チュンリー)」に続いて3体目となる。

 

 同日、市役所で行われた贈呈式では、でんぷん製造販売「三和澱粉工業」(橿原市)の森本俊一会長、製薬会社「佐藤薬品工業」(同)の佐藤進会長、ビルメンテナンス会社「アスカ美装」(同)の森脇信之相談役、柿の葉寿司(すし)製造販売「中谷本舗」(上北山村)の中谷昌紀社長が、亀田忠彦市長に寄付目録を手渡した。

 

 森本会長は「市活性化のバックアップができればと4者で銅像設置を決めた。市がさらに発展することを祈念している」と述べた。

 

 亀田市長は「年代を問わず国内外で多くの人に愛されているゲームで、キャラを使った銅像やデザインマンホール、原付バイクのナンバープレートなども好評。各所への銅像設置で市内を巡ってもらい、経済活性化にもつなげたい」と感謝を伝えた。

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