汗ばむ陽気のなか県内各地で秋の行事が繰…
汗ばむ陽気のなか県内各地で秋の行事が繰り広げられ、家族連れなど大勢の人でにぎわいをみせた。自己防衛のためマスク着用での参加だ。
コロナだけでなく、ロシアによるウクライナ4州の併合や英国のエリザベス女王の国葬、わが国でも奈良市で銃弾に倒れた安倍晋三元首相の国葬もあった。
悲しい訃報は続くもので、落語家の三遊亭円楽さん、レスラーのアントニオ猪木さん、そして元新党さきがけ代表の武村正義さんなど、一つの時代の終わりを思う。
そんな暗いニュースが多いから、3年ぶりの開催となった祭りや催しに足を運びたくなる。例年行われてきた当たり前の行事が、こんなにも大切だったかを知る。
久しぶりに会えた友人や知人と、元気を確認しあえるのもうれしい。祭りを主催する側も、来てくれる人の喜ぶ姿に感動し、力も入るというものだ。
こうした祭りに元気よく飛び回っているのが、来春の統一地方選に出馬予定の現職や新人だ。選挙まであと半年。時代が大きく変わっているなかで、住民意識も変わっていることを知らねばなるまい。(治)