歴史文化

壬申の乱 奈良県内のゆかりの地を紹介 奈良県が「なら記紀・万葉名所図会-壬申の乱編」作成

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壬申の乱をテーマにした「なら記紀・万葉名所図会」

 古代最大の戦乱「壬申の乱」から今年で1350年となるのを機に、県内の歴史文化資源に触れてもらおうと、奈良県は、同乱ゆかりの地を紹介する「なら記紀・万葉名所図会-壬申の乱編」を作成した。

 

 壬申の乱は672年に天智天皇の死後、弟の大海人皇子(おおあまのみこ)と息子の大友皇子が争った戦いで、県内や三重、滋賀などが戦場となった。冊子は戦乱前夜から勝利した大海人皇子が、天皇に即位するまでを「序」「破」「急」「跋(ばつ)」の4章立てで紹介。物語がイメージしやすいように写真や万葉集を引用しながら、章ごとにゆかりの名所を案内する。

 

 5万部を作成し、県文化資源活用課や県内市町村の観光振興担当課などで無料配布している。電子ブック版もあり「なら記紀・万葉ホームページ」で公開している。

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