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ファンらの支援 地域に還元 - バンビシャス奈良

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寄付金を受け取った県社会福祉協議会の石井常務理事(中央)と感謝状を手にするバンビシャス奈良の加藤代表(左)、同営業部の柴山さん=13日、橿原市の県社会福祉総合センター

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飲食ブースの売り上げの一部を奈良子ども食堂ネットワークに寄付

 バンビシャス奈良は13日、2023―24シーズンのホームゲーム会場の飲食ブースでの売り上げの一部を奈良子ども食堂ネットワークに寄付した。加藤真治代表と営業部の柴山碧さんが、橿原市の県社会福祉総合センター内の県社会福祉協議会事務局を訪れ、同協議会の石井裕章常務理事と井ノ上晶事務局長に寄付金を手渡した。

 

 バンビシャスは、以前から子ども食堂の活動を支援してきたが、飲食ブースの売り上げから寄付するのは初めて。プレシーズンゲームを含めた32試合で2万9040食を販売し、1食あたり1円を寄付するため、計2万9040円を寄付した。

 

 バンビシャス奈良は今シーズン、ファンらからのクラウドファンディングなどで赤字危機を回避するなど、見返りを求めない善意に助けられてきた。加藤代表は「地域の盛り上げを応援したいというお客様が多くいることを実感するシーズンだった。われわれが支援してもらったものを、こういった形で地域に還元するのも、感謝を示す一つの方法だと思う。ホームゲーム会場で楽しむことが、結果的に地域貢献につながるような仕組みを、今後も作っていきたい」と話した。

 

 

 

2024年6月21日付・奈良新聞に掲載

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