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国原譜


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2018年2月9日 奈良新聞

 韓国・平昌での冬季五輪がきょう開幕する。日本選手の活躍にも心が躍る、国際的な祭りが17日間続く。

 今大会は五輪の政治利用やドーピング問題などの陰の部分もある。目をつぶりはしないが、競技者と感動、感情を共有しやすいスポーツの楽しさを純粋に味わいたい気持ちも強い。

 県民の注目はやはり、スノーボード男子ハーフパイプの平岡卓選手(22)=御所市=だろう。2大会連続出場で前回は銅メダル。今大会でも期待は高まる。

 前回大会後に平岡選手は、大会での賞金などで地元に西日本最大級のスケートボード施設を開設した。練習場の確保に苦労した自身の経験を踏まえたものだ。

 自分を見失うメダリストもいる中で、スノーボードと縁が深く、東京五輪の正式種目にもなった競技の裾野を広げ、将来や後進のことを見据えた行動は金メダル級。競技成績だけでなく、県民として誇りたいところだ。

 前回は楽しんだ先にメダルがあったという平岡選手の予選は13日。結果のことばかり言うまい。特長である高さのある空中技で、納得の演技ができるように熱視線を送りたい。(智)

 

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