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国原譜


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2018年1月26日 奈良新聞

 「生きていくあなたへ 105歳どうしても遺したかった言葉」「孤独のすすめ 人生後半の生き方」「百歳人生を生きるヒント」「夫の後始末」「九十歳。何がめでたい」。

 本紙に掲載された啓林堂書店(県下5店)の今週ベストセラーを見て驚いた。高齢をいかに生きるかの啓発本やエッセーが上位10位の半分を占めている。

 超高齢化社会にどう対処するかが大きな社会問題になっていて、個人としても切実に考えている人が多いのが表れているのではないだろうか。

 政府は高齢者施策の指針となる大綱の見直し案をまとめた。「65歳以上を一律に高齢者とみる一般的な傾向は、現実的なものでなくなりつつある」と明記した。

 公的年金の受給開始時期を、70歳を超えても選択できるようにするほか、高齢者の就業推進も打ち出した。高齢者の体力年齢は若くなり、意欲も高くなったからと。

 「政府の財政が苦しいから受給年齢を引き上げるのか」との皮肉な見方はよそう。「あと○年しか働けない」と悲観するより「もう○年も働ける」と考えた方が精神衛生上はいいだろうから。(栄)

 

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