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国原譜


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2017年11月12日 奈良新聞

 相撲は江戸の三大娯楽の一つだったが、興行は「晴天10日」。雨が降れば取り組みはなかった。先月のような長雨が続けば千秋楽までどれだけかかったか分からない。

 興業が野外で行われたためで、力士は体調管理や気力の維持が大変だったろうと想像する。炎天下では観戦者も忍耐力が必要だった。

 屋内興業の時代となった今では炎天、寒風に身をさらすこともなく、興行は15日間で終了するが、先場所は4横関のうち3人、大関2人も休場する寂しい内容となった。3横綱2大関の休場は99年ぶりという。

 優勝決定戦にもつれ込んだ千秋楽では日馬富士が豪栄道を破って横綱の意地を見せたものの、一人横綱ではやはり物足りない。

 きょうから始まる九州場所には、負傷からの再起を目指す稀勢の里が出場、前人未到となる40度目の優勝に挑む白鵬など、見どころが多い。4勝11敗で負け越した県出身の徳勝龍は、十両での取組となる。

 今年の大相撲も今場所で年納め。体をぶつけ合うだけに負傷はつきものだが、先場所の不名誉記録が帳消しになるような、奮闘ぶりを見せてほしい。(増)

 

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