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国原譜


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2017年11月3日 奈良新聞

 商店街には専属のアナウンス嬢がいて、各店のお買い得情報を流していたという。商都として栄えた大和高田市の商店街。アナウンスを担当していた女性にそんな話を聞いた。

 放送する広告がないか、お店を営業に回ることもあり、商店主とも顔なじみになる。映画館では入っていけと勧められ、料金なしでいろんな映画を見せてもらったという。

 商店主や買い物客の笑顔が浮かぶような話だった。今、大和高田市の商店街にかつてのにぎわいはないが、古写真を見れば国内有数の商店街だったというのもうなづける。

 同じく再生を模索する桜井駅南側の商店街で、「桜井ゴールデンアワー」と題した催しが18日に開かれる。メイン会場は昨年3月に閉店したボウリング場だ。

 コンセプトは「黄金期復興」。催しのタイトルからも昭和の香りが漂う。当日はライブパフォーマンスなどがあるという。

 桜井駅前の商店街では3年前の大火以降、アーケードの撤去が進んで面影も変わりつつある。駅前のにぎわいをどのような姿で取り戻すか、新たな催しが、再生の強い火種となればいい。(増)

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