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公、共、存在アピール - 短期決戦に危機感も/衆院選2017

2017年10月16日 奈良新聞

 公明党と共産党。ともに組織戦を得意とし、比例代表を軸に存在感を示す両党が、県内でも気を吐いている。「政権選択選挙」「3局の対立」といわれる今回の選挙で議席増を目指すものの、解散前勢力を維持できるか微妙な情勢との見方もあり、危機感が増す。公明党は公示前から比例近畿ブロックに出馬予定の前職を立て、決起集会を相次いで開くなど、組織を引き締める。一方、公示前から“大物”の来県が続く共産党は、街頭演説で無党派層への働き掛けを強めている。

 公明は今月初めから立て続けに県内で時局報告会を開催。大淀町、橿原市を皮切りに公示日まで6会場に達し、党員、創価学会の動員数は5000人を数えた。今回の総選挙では候補を立てる9小選挙区の完全勝利と比例代表を合わせて35議席以上獲得を目指しており、県本部が取り組むのは近畿比例4人の当選だ。

 公示前日の9日、奈良市の県文化会館国際ホールでは、岡史朗県本部代表が「希望(の党)は失望が絶望に変わった。立憲民主党や共産党に国を委ねるわけにいかない」と批判のトーンを上げ、「われわれは政権の中でアクセルとブレーキを踏み続ける」と党の存在をアピールした。

 短期決戦への危機感から、党員や支持者を対象に開く集会、いわゆる「ハコモノ」に力を入れる今回の選挙。公示後も5カ所で実施を予定しており、13日夜、生駒市の党演説会では大国正博幹事長が「マスコミ報道は自公が強いというがそんな実感はない。公明は公示前議席を割り込む可能性もいわれている。大変厳しい選挙だ」と陣営を鼓舞した。

 今回の衆院選では推薦決定した2、3区の自民前職だけでなく、1区に関しても「全面支援」(岡代表)で自公政権を前面に出しての戦い。公明の集会に出席した1区元職は「比例は公明」と呼び掛け、喝采を浴びた。

 「森友・加計問題隠しの解散にはあきれを通り越し怒りしかない。ぶれない共産党で戦い抜こう」「希望は野党共闘を分断した。衆院選は『自公と希望・維新』対『市民と共産、立憲民主、社民』の二極対決だ」。公示前の7日、奈良市の近鉄西大寺駅前で約1000人の聴衆を前に、共産の小池晃書記局長は舌鋒鋭く拳を天に突き上げた。

 公示前から小池書記局長や穀田恵二国対委員長ら”大物来援”が続く共産。18日には新たに1区に編入された生駒市の近鉄生駒駅前と、新2区の王寺駅前で山下芳生副委員長の街頭演説も予定する。

 細野歩党県委員長は「突然の解散。うちとしてはハコモノより街頭宣伝で一気に打って出る。しかも既に決まっていた穀田さんらの街頭宣伝が、解散直後で絶好のタイミングになった」と話す。

 共産は比例代表で850万票の獲得が目標。11の全比例ブロックで議席増を目指すとともに、16の必勝区で議席獲得を狙う。現有21から10以上積み上げ「最低32議席」の大きな目標を掲げる。うち県内の比例目標は11万2000票。

 昨年の参院選は比例票が5万8000と低迷。しかし同選挙で市民連合と共闘して以来、新たな支持層も増えているといい、機関紙「赤旗」の部数拡大にもつながっている。

 「1~3の選挙区候補らの街頭での呼び掛けに、無党派層も足を止めている」といい、比例では立憲民主党の勢いにに埋没しないよう「共産」を前面に押し立てる。

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