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国原譜


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2017年10月16日 奈良新聞

 天理市の黒塚古墳をご記憶だろうか。未盗掘の石室内から「卑弥呼の鏡」とも呼ばれる三角縁神獣鏡が33枚出土し、考古学ファンならずとも、邪馬台国を夢見て熱狂した。

 今年は考古学史に残るその調査から20年の節目にあたる。県立橿原考古学研究所付属博物館では記念の特別展も開催中だ。出土した銅鏡をはじめ、武具などの鉄製品も展示されている。

 黒塚古墳の翌年にはキトラ古墳で壁画が確認されるなど、数々の考古学的成果に沸いた県内だが、黒塚古墳を超える熱狂を知らない。3日間にわたる現地説明会の来場者は3万人を超えた。

 空前の現地説明会は、橿考研の調査研究部長だった河上邦彦氏の「出土状態を現地で見せる」というこだわりによるところが大きい。遺物の盗難を防ぐため、橿考研の所員は連日現地に泊まり込んだ。

 手法には賛否あろうが、来場者は4世紀の竪穴式石室を遺物入りで目にする幸運に恵まれた。

 それら遺物にはいまだ用途が謎のものもある。U字形やY字形の鉄製品だ。報告書の発行も近いと聞く。20年を経て、研究がさらに進むと期待したい。(増)

 

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