国原譜
マラソン(42・195キロ)に人生を重…
マラソン(42・195キロ)に人生を重ね合わせる人が日本には多い。長くつらい道のりを地道に走り続け、ゴールにたどりつく達成感。諦めないで粘り強く継続する大切さ。
平成24年に岩手県陸前高田市役所に東日本大震災復興支援のため派遣された葛城市職員の西川好彦さん(44)。このほど宮城県であった「東北・みやぎ復興マラソン2017」を走った。
陸前高田市の戸羽太市長に完走を報告。震災後6年半が過ぎたが、「いつまでも東北の復興を支援していく」と西川さんは決意を語り、地元の地域紙にも大きく報道された。
時は過ぎ全国的には震災の風化が進んでいるが、戸羽市長からは「本市では復興はまだまだ終わっていない。奈良の人たちに命を守る大切さを伝えてほしい」と依頼されたという。
派遣終了後には、高田松原の被災マツで仏像を制作し陸前高田に届ける「あゆみ観音プロジェクト」の中心メンバーとなるなど、西川さんは被災地を忘れず、支援を続けている。
西川さんは東北の復興支援を胸に、12月の奈良マラソンも完走を目指すそうだ。(栄)
平成24年に岩手県陸前高田市役所に東日本大震災復興支援のため派遣された葛城市職員の西川好彦さん(44)。このほど宮城県であった「東北・みやぎ復興マラソン2017」を走った。
陸前高田市の戸羽太市長に完走を報告。震災後6年半が過ぎたが、「いつまでも東北の復興を支援していく」と西川さんは決意を語り、地元の地域紙にも大きく報道された。
時は過ぎ全国的には震災の風化が進んでいるが、戸羽市長からは「本市では復興はまだまだ終わっていない。奈良の人たちに命を守る大切さを伝えてほしい」と依頼されたという。
派遣終了後には、高田松原の被災マツで仏像を制作し陸前高田に届ける「あゆみ観音プロジェクト」の中心メンバーとなるなど、西川さんは被災地を忘れず、支援を続けている。
西川さんは東北の復興支援を胸に、12月の奈良マラソンも完走を目指すそうだ。(栄)