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国原譜


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2017年10月8日 奈良新聞

 「万葉集の恋は一人悲しい『孤悲』ですから、ロマンチックな恋とは少し違うんですね」。万葉集に詠まれた故地の9割を訪ねたという研究家の二川暁美さんに、そんな話を伺った。

 二川さんが訪ねた故地は約1800カ所。万葉集の講座も開いており、甘い恋より「孤悲」の方が耳を傾けたくなる。

 孤悲といえばこの人もか。10日公示の衆院選に臨む民進党の前原誠司代表は、代表就任直後の解散騒ぎで離党者が相次ぎ、名を捨ててまで臨んだ希望の党との合流も、公認希望者の選別という結果を招いた。

 前原代表を関ケ原合戦の石田三成に重ねる人がいる。巨大な自民党は徳川家康といったところだろう。敗れた三成が斬首の瞬間まで打倒家康の悲願を捨てなかった話は有名だが、前原代表の思いも相当強い。

 選挙を前に別の政党に駆け込む政治家を渡り鳥というらしい。反徳川勢が結集したはずの西軍も、裏切りと日和見の温床だった。

 呼べど叫べど有権者に届かない「孤悲」は政治家にとって最も悲しい。解散に始まる打算の連鎖を見れば、せっかくの訴えも袖にしたくなる。(増)

 

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