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国原譜


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2017年9月20日 奈良新聞

 衆院議員の任期は4年。ただし解散の場合には満了を待たず任期が終わる。だから同議員はいつ選挙になっても対応できる気構えが欠かせない。

 それを称して常在戦場というらしい。もちろん精神論ではなく具体的な選挙準備が求められるが、実際には尻に火が着くまで動かないという面も。

 今回も政局が来週開会の臨時国会冒頭で解散、総選挙の流れで一気に動き出したものの、県内では自民党の候補者調整がまだ決着しておらず、野党第一党の民進党は3区候補の影も見えない。

 そんな中で共産党が即応、18日に奈良市内で街宣に乗り出したのが目をひいた。ただ野党共闘をめぐる中央レベルの協議はなお見通せない状態だ。

 一方、今回の政治日程について臨時国会で首相に対する野党の追及をかわす意図が指摘される。自民党県連の人事調整も先送りしてきた課題を時間切れで収拾するやり方なら批判を免れない。

 そもそも政治家が持つべき常在戦場の心得とは、選挙に勝ち残る方策ではなく有権者の声に耳を傾ける姿勢に違いない。政局がご都合主義で決まっては不安と不満が募る。(松)

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