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国原譜

両校とも19安打を放つ壮絶な打ち合い―…

 両校とも19安打を放つ壮絶な打ち合い―。昨日の全国高校野球選手権大会準決勝・第1試合「天理―広陵」戦は、最後まで手に汗握る打撃戦となった。

 広陵は最終回、先発投手が再度マウンドに上がるなど、天理の激しい追い上げに防戦一方という白熱の展開だった。

 天理はこの回も塁を埋め、3点を挙げて相手にじわじわと圧力をかけ続けた。だが、あと一歩のところで追いつめられなかった。エラーと、広陵のスラッガー中村選手を抑え切れなかったのが悔やまれる。

 全国制覇した1990年以来3度目の決勝進出はならなかったものの、「古豪ここにあり」の存在感を見せて、県民に元気を与えてくれたことには感謝したい。

 さて一方、夏休みも残すところ1週間あまりとなった。宿題をためこんでしまい、慌てて机に向かっている子どもたちも多いことだろう。

 宿題は一気に片付けるなんて思わず、少しずつ重ねていくやり方が大事。天理ナインがここまで勝ち上がれたのも、小さな苦しい練習の積み重ねがあったからこそのこと。高校野球は本当に、いろいろなことを教えてくれる。(恵)

 

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