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国原譜


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2017年8月3日 奈良新聞

 奈良市の奈良国立博物館で開催中の特別展「源信 地獄・極楽への扉」。恵心僧都・源信は今の葛城市で生まれた平安時代の高僧だ。

 代表的な著述「往生要集」は、わが国の浄土教の夜明けを告げたとされる。その思想は法然、親鸞にも受け継がれ、発展していった。1000年忌を記念した特別展は9月3日まで。

 往生要集は「この穢(けが)れた世界を厭(いと)い離れること」(石田瑞麿・口語訳)という厭離穢土(おんりえど)の章から始まる。まず掲げられるのは八つの地獄だ。

 罪人のさまざまな受苦を具体的なイメージで浮かび上がらせ、圧倒される。そして、これを受けて続くのが「浄土をねがい求めること」(同)の章。

 往生とは何か。浄土とは何か。念仏とは何か。源信は膨大な量の仏典を引いて根拠を示す。臨終の重視も特徴的で、死を間近にした病人の念仏の作法にまで触れている。

 源信の没後1000年。現代は源信の時代より空気が薄く、地獄と極楽のイメージをうまく作れない。往生要集の死生観は現代人にも生きているかどうか、今回の特別展を機に考えたい。(北)

 

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