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国原譜


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2017年7月29日 奈良新聞

ひところ話題になった特定外来生物の「セアカゴケグモ」。平成7(1995)年に大阪府高石市で発見されたのが最初で当初は全国各地で目撃談が報道され、いかに対処するか関心を呼んだ。

 しかし今では、墓掃除に行けば墓石の周辺で遭遇するようになり、すっかり“定住化”が進み、危機感は薄れている。だが、強い毒を持つ危険なクモであることに変わりはない。

 一方、最近注目を浴びているのが、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」。全国各地の港湾地域を中心に発見が続くが、27日には福岡で、コンテナから積み荷を取り出す作業中の男性作業員が刺された。

 病院で診察を受け、刺された周囲に赤い発疹が確認されたが軽症という。

 攻撃性や繁殖力が強く、危険度は相当なものだ。ニュージーランドでは封じ込めに成功したが、台湾では失敗したという。そうした過去の教訓を生かし、国を挙げての水際封じ込め作戦が進行中だ。

 「奈良は内陸部だから安心」とはいえない。世界中と、物流でつながっている。正しい情報を頭に入れ、万一遭遇した時のことを考えておくべきだろう。(恵)

 

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