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国原譜


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2017年7月17日 奈良新聞

 20年に一度、社殿などを修理する春日大社の式年造替(ぞうたい)は、昨年で第60次を数えた。本殿も美しくよみがえり、修理中に遷座していた祭神を迎えた。

 伊勢神宮の式年遷宮と同じように、社殿を維持する非常に重要な神事だが、江戸時代の寛文9(1669)年、式年造替の実施を巡って奈良奉行の首がとんだ。

 当時の奈良奉行は就任5年目の土屋利次。その年の9月、老中から式年造替の奉行を命じられた土屋は春日大社と一体の興福寺にその旨を伝えた。

 興福寺別当の真敬法親王は武家から奉行を付けられた例はないと猛反発、上級機関に訴え、土屋は罷免の上閉門という厳しい処罰を受けた。奉行の設置は儀式を含む神事全体の管理につながる。

 本紙連載で氷室神社の大宮守友さんが紹介している事件だが、幕府が土屋に責任を転嫁し、収拾を図ったとの見方がある。

 役所勤めの悲哀は今も昔も、といったところか。加計学園の問題は首相官邸の関与を巡る疑惑が一向に晴れない。土屋利次が興福寺に奉行拝命を伝えた書状は350年を迎える今もしっかり残っているのだが。(増)

 

 

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