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国原譜


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2017年7月14日 奈良新聞

 福岡、大分両県を襲った九州北部の豪雨から、はや1週間が過ぎた。土砂崩れや河川の氾濫で被災した家屋は約690棟を超え、さらに被害が拡大する恐れがある。

 12日段階で、約1300人が避難を続けている。被災自治体では住宅確保に向けて「みなし仮設」の提供など、住民の生活再建に向けた取り組みを始めた。

 今回もまた、短時間での異常な雨量、急激な河川の水位の上昇など、予想をはるかに超えた事態が発生した。もはや過去の経験則というものは、生かしにくい時代に入ったのかもしれない。

 「これぐらいなら、まだ大丈夫」と思っているうちに、川の水位が急上昇し、身動きがとれなくなったという事例も多かったのではないか。集団で避難する時代から、個人の判断が問われる時代へと移行している。

 ネット社会と言われ、いろいろな情報端末が生活の中に浸透しているが、高齢者らには、なじみが薄い。情報量という点では明らかに格差がある。

 今後ますます、高齢者でも常に情報を身近に知ることができるような「備え」が必要だ。ラジオは最低限、常備しておきたい。(恵)

 

 

 

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