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考古学


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奈良三彩を仏器に使用 - 平城宮に仏教施設か/奈文研の出土分布分析

2017年7月6日 奈良新聞

平成18年の平城宮東院地区発掘調査で出土した釉薬を用いた鉢=奈良文化財研究所提供

 奈良時代に中国の唐三彩をまねて作られた奈良三彩の陶器が、平城宮(奈良市)で仏器として使用されたことが、奈良文化財研究所の今井晃樹、神野恵両主任研究員の研究で分かった。同宮跡での出土分布を分析した結果、仏教関連遺物の出土位置と一致。寺院での出土例が多い釉薬(ゆうやく)を用いた瓦や磚(せん)の出土分布も重なり、宮内に小規模な仏堂などの仏教施設があったと考えられる。研究成果は「奈良文化財研究所紀要2017」に掲載された。

 奈良三彩は緑、褐(かつ)、白の3色の釉薬を用いて低温で焼かれた陶器。奈良文化財研究所の調査で出土した釉薬を用いた陶器の破片など計654点のうち、347点が寺院で見つかったため仏器と考えられていた。しかし、寺院に次ぐ277点が出土した平城宮内での用途などは不明だった。平城宮内では天皇と皇太子の宮殿が営まれた東院地区や内裏東外郭地区などに集中して出土…

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