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国原譜


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2017年6月28日 奈良新聞

 学校などの夏休みまであと1カ月ほど。子供との過ごし方を本格的に考え始めた家庭も多いことだろう。

 近ごろ子育て家庭の人々と話題に上るのが、キッズウイークの導入。自治体教育委員会の判断で長期休暇を5日間短くし、他の月の平日に移して土・日曜を含む大型連休を作るものだ。

 行楽地の繁忙期分散と消費拡大、教育力向上へ子供と向き合う時間を増やすことなどが狙い。政府の進める休み方改革の柱の一つで、来年度からの導入を視野に入れている。

 しかし、まとまった休みを作るために予定を合わせる苦労をする共働き世帯の身としては、決められた期間に休めと言われても現実的でない気がする。子供を持つ人だけの問題か、との指摘も分かる。

 中小、零細企業の多い県内では、なおさらハードルが高そうだ。休み方改革として先行するプレミアムフライデーが、県内で一向に盛り上がらぬ状況からも推察できる。

 もっとも趣旨に反対はしない。きちんと休むこと、子供と過ごす時間を増やすことは、のちに生きてくるに違いない。だからこそ方法には一考を願いたいのだ。(智)

 

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