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国原譜


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2017年6月9日 奈良新聞

「肺から2万2千ベクレルの放射性物質プルトニウム239」と聞いて、耳を疑った。「数字が間違っているのではないか」と。日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県)での作業員の被ばく事故の話である。

 作業員5人は、6日午前、燃料研究棟で機器の点検中、放射性物質の飛散を防止する室内で貯蔵容器を開けた。すると中のビニールバッグが破裂し、入っていた放射性物質300グラム弱の一部が漏れたという。

 同機構の推計では、50代の男性職員が体内に取り込んだ放射性物質の総量は36万ベクレルという。とてつもない数字に言葉を失う。「被ばく」という言葉が不気味な重みを放つ。

 原子力規制委の田中俊一委員長は定例会合で「(作業の)慣れで、こういうことが起きた」と指摘したが、気の緩みでもあったのだろうか。

 あらためて、原子力関連施設について考えさせられる。人間が制御できることが前提なのに、時にこうした事故が起きてしまう。常にリスクが伴うことを忘れないでいたい。

 最先端の医療技術を駆使して、まずは作業員の快復を願わずにはいられない。(恵)

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