このページでは、Javascriptを使用しています

国原譜


現在位置:トップページ> 国原譜> 記事


2017年5月29日 奈良新聞

「流れ者には女はいらねえよ」。漫才のギャグで何回も耳にした言葉だが、原典は日活映画「東京流れ者」(昭和41年)の渡哲也ふんする不死鳥の哲の名セリフだ。

 監督の鈴木清順は今年2月に死去。独特の映像は清順美学として世界的に知られ、近頃封切られた米国映画「ラ・ラ・ランド」にも「東京流れ者」に似たシーンがある。

 大阪のシネ・ヌーヴォで鈴木監督の追悼特集があり、「東京流れ者」などを観賞した。当時の日活作品ならではの荒唐無稽なストーリーに、意表をつく斬新な映像が散りばめられている。

 「訳の分からない映画ばかり作る」と鈴木監督は日活をクビになり、その10年後に名作「チゴイネルワイゼン」が誕生したのはよく知られている。

 今見ると、会社の制約の中で精いっぱい、創意工夫した作品群には捨てがたい味がある。土俵があるから相撲は面白い、リングがあるからボクシングは見ごたえがある。

 県内には名画や芸術性の高い作品を専門に上映する映画館がない。「奈良には名画館はいるんだよ」。哲にそんなセリフを吐いてもらいたい。(栄)

記事の詳細は本紙をご覧下さい ⇒ 【 奈良新聞を購読する 】


最新ニュース

県が行政代執行 - 生駒の盛り土[2017.12.18]

お旅所へ行列千人 - 春日若宮おん祭「お渡り式」写真付き記事[2017.12.18]

奈高専、廃炉ロボ頂点 - 原子炉建屋想定し操作[2017.12.18]

廃校に笑い声 - NPOが寄席開催/宇陀カエデの郷写真付き記事[2017.12.18]

クラシック楽しんで - 24年ぶり定期演奏会/橿原で奈良フィル写真付き記事[2017.12.18]

最古は昭和9年3月設立 鹿愛護会 - 「戌年」の県内法人[2017.12.18]

バンビシャス連勝 - 前半着々、逃げ切る/B.LEAGUE写真付き記事[2017.12.18]

三条通まで朱雀大路に - 「天平薫るまち」構想/積水工場跡地活用[2017.12.17]

良い年願い大しめ縄 - 宝山寺 一の鳥居写真付き記事[2017.12.17]

「広域化や建て替えも」 - 奈良市クリーンセンター建設問題写真付き記事[2017.12.17]





おすすめサイト

会社概要採用情報新聞購読出版情報個人情報保護特定商取引法に基づく表示サイトマップ