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国原譜


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2017年5月20日 奈良新聞

 展覧会では地味な存在の文書資料。以前、博物館の学芸担当者に人々の心情や遺品の由来、宗教上の奥義など多様な情報が読み取れる文書資料の面白さを教えてもらった。

 以来、文書資料の内容は意識して確認するように。おかげで展覧会全体を味わい尽くせるようになったとも思う。

 あべのハルカス美術館(大阪市)で開催中の「マティスとルオー」展でも興味深い文書資料に出会える。両巨匠が20世紀前半の約50年間に交わした書簡の一部だ。

 そこには互いの作品、生き方への敬意、相手の境遇を思いやる優しさ、ふと見せる弱さなど、心の奥底でつながる姿がうかがえる。また筆跡や文章量、はがきの使い方からは性格、気性が垣間見えもする。

 もちろん両者の代表作も公開されている。異なる題材、作風を追い求めた2人だが、書簡に触れた後で作品を振り返ると、個人的には年代とともに単純化や色彩の点で互いの世界が交差しているようにも感じる。

 華やかで美しいものに目が向くのは世の常。だが、一見控えめなものの中に宝玉が隠れている場合があることも分かり始めてきた。(智)

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