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元気に育ってね - 鹿の赤ちゃん第1号

2017年5月9日 奈良新聞

元気に鹿苑を走り回る今年初めて生まれた鹿の赤ちゃん=8日、奈良市春日野町の鹿苑

 今年初めて生まれた鹿の赤ちゃんが8日、奈良市春日野町の保護施設「鹿苑」で、報道公開された。

 保護団体の「奈良の鹿愛護会」によると、7日午前11時ごろ、掃除のために鹿苑に入った同会の職員が発見。オスで体長約66センチ、肩高約38センチ、体重約3・5キロと、昨年とほぼ同じだった。

 この日、公開された第1号の子鹿は、元気いっぱい。職員の手が離れるとすぐに駆け出し、「ピーピー」と鳴きながら施設の中を走り回っていた。

 奈良公園には約1200頭の鹿が生息しており、同会は人とのトラブル防止のため、4月から妊娠した母鹿208頭を鹿苑で保護。6月上旬から中旬かけて出産のピークを迎え、子鹿は7月下旬ごろに「公園デビュー」の予定だ。このほか、公園内でも数十頭ほどの子鹿が生まれるという。

 子鹿を発見した同会職員の河辺隆之さん(31)は「見つけたときは、よくぞ生まれてくれたと思った。病気やケガもなく、すくすくと育ってほしい」と願っていた。

 同会では6月1日から30日まで、鹿苑で子鹿を公開。時間は午前11時から午後2時。入場料は一般300円。高校生以下無料。荒天の場合は中止。問い合わせは奈良の鹿愛護会、電話0742(22)2388。

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