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国原譜


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2017年4月19日 奈良新聞

 「自分たちが分かればいい。他の人たちは分からないだろうから来なくていい」。長く文化財を取材してきたが、そんな姿勢で仕事に取り組む学芸員に会ったことがない。

 博物館に足を運ぶ人たちの知識はさまざまだ。研究者顔負けに博識な人、初めて博物館をのぞいてみた人、歴史に興味を持ち始めた中高生もいるかもしれない。

 どのように展示すれば理解を深めてもらえるか、どの館の学芸員も知恵を絞って工夫している。浮世離れした見識で学芸員批判を展開した山本幸三地方創生担当相にはあきれるばかりだ。

 山本氏の言う「普通の観光マインド」がどんなものか分からないが、楽しく見てもらえば万事よしというものではあるまい。展示の趣旨をきちんと伝え、文化振興につなげることが第一だ。

 学芸員は国家資格であり、展示をコーディネートする責務は極めて重い。それを理解しない大臣は文化マインドに欠ける。

 山本氏は「文化や伝統、歴史をしっかり理解してもらう観光が本物」とも発言している。そう思うなら、学芸員に対する自身の偏見をまず一掃すべきだろう。(増)

 

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