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国原譜


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2017年3月17日 奈良新聞

 昨年は修正予算を可決するという奈良市の新年度予算の行方に注目していたら、今年は橿原市でも委員会で当初予算案が否決される事態となった。

 来週、再開される本会議での原案可決は厳しい見通しだという。よくいえば議会が正常に機能しているといえるし、議会の市民に対する責任も大きい。

 予算案に反対する主な理由は、近鉄八木駅前に建設が予定されている市役所の分庁舎とホテルの複合施設建設に関係した事業費などの予算が、問題となっている。

 首長の権限は大きなものだが、何でもできるというものではない。先の市長選で争点にもなった案件だが、市民の賛意を得たとはいえ、今度は中身が問われることになる。

 巨額な事業となるため、これを期待する業界も多いだろう。特定の業者や、議員など政治家に近い業者が関わらないかを、チェックせねばなるまい。透明性が最も求められる。

 議員のセンセイ方は、反対のための反対ではなく、対案を用意せねばなるまい。昨年の奈良市のように、市民生活に影響が出ないよう、議会の良識が試される。(治)

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