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国原譜


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2017年3月9日 奈良新聞

 4カ月後には投票が行われる奈良市長選だが、いまだに現職を含めて立候補を表明している人はいない。前回の大量7人の出馬とは様変わりだ。

 仲川元庸市長は「まだ熟慮中」の表現で、進退に含みをもたせているが、開会中の3月議会で「方向性を申し上げたい」という。情勢見ということか。

 昨年は新年度予算が否決の事態となったが、市民生活に支障が出ないようにと、議会の配慮で修正可決した経緯がある。それに懲りたか、例の新斎苑関係予算は提案しなかった。

 「都市計画決定に向け手続き中」とのことで、決定後に計上するという。となると6月議会に出すということか。まさに市長選、市議選の直前となる。

 紛糾することで、善玉悪玉のイメージを作ろうとしているのかと勘ぐってもみたくなる。かつての小泉元首相、お隣の橋下徹元大阪市長、そして小池百合子都知事の手法に似ている。

 敵をつくり、徹底的にたたく戦略だ。自民党をはじめ各党は、県都の首長選びに責任がある。市民に自信をもって擁立できる人物を一日も早く決めてほしい。(治)

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