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一足早く初の行へ - 新入別火入り/お水取り2017

2017年2月16日 奈良新聞

一足早く別火入りする新入の練行衆=15日、奈良市雑司町の東大寺別火坊

 東大寺二月堂(奈良市雑司町)の修二会(しゅにえ)で、行に籠(こ)もる「練行衆(れんぎょうしゅう)」に今年初めて選ばれた宝厳院徒弟の清水公仁さん(25)が15日、一足早く前行の「試別火(ころべっか)」に入った。

 修二会は本尊・十一面観音菩薩に罪を懺悔(さんげ)し、国家安泰や人々の幸せなどを祈る。一度も途絶えることなく続けられ、今年で1266回目。初めて行に籠もる僧侶は「新入(しんにゅう)」と呼ばれ、他の練行衆より5日早く前行に入るのが決まりだ。

 午後6時10分ごろ、同寺戒壇院に設けられた別火坊に一人で現れた清水さんは、正面の玄関から静かに中へ入った。

 28日まで別火坊で寝起きし、本行中に唱える節の付いた経の「声明(しょうみょう)」の稽古などに励む。他の練行衆は20日に試別火に入る。

 清水さんは平成16年4月に12歳で入寺し翌17年に得度。現在は同寺大仏殿で勤務するとともに、龍谷大学文学研究科仏教学専攻博士後期課程で学んでいる。修二会の本行では、法要の準備などの雑用を担う「処世界(しょせかい)」役を務める。

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