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国原譜


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2017年2月15日 奈良新聞

 冬の観光客誘致を目的とした「しあわせ回廊なら瑠璃絵(るりえ)」が終わった。今年で8回目となる古都・奈良の新しい行事だ。

 先月、平城宮跡で行われた「大立山まつり」といい、まったく新しい試みだけに、まだまだ十分とはいえないが、人を引き付ける魅力はある。どこまで定着するか見守っていきたい。

 きょうから東大寺二月堂の「お水取り」行事の試別火が始まる。こちらは1200年以上も歴史がある伝統行事で、戦火や風雪を乗り越えてきた。

 このほか春日若宮おん祭をはじめ、県内各地に1000年を超える行事が多々ある。若草山の山焼きや秋の采女祭などは、今の形になったのは昭和になってからだ。

 それでも、古都の伝統行事として定着した。この「なら瑠璃絵」や「大立山まつり」も、回を重ねることが大事だ。夏の燈花会や婆娑羅まつりも、毎年、楽しみの行事となった。

 物事は、何でも最初があるものだ。それが継続するかどうかだ。継続できないのは人々から支持されなかったからで、消えていく。平成の時代に始まった行事が、後世まで続くことを願う。(治)

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