国原譜
今年もまた奈良公園に出かけて、若草山の山…
今年もまた奈良公園に出かけて、若草山の山焼きを楽しませてもらった。春を告げる伝統行事に、多くの親子連れの市民や観光客が熱心に見物した。
冬の夜空に打ち上げられた花火を合図に山焼きが始まったが、冬の花火もいいものだ。好天に恵まれたこともあり、次々と大輪の花が咲くと、歓声が上がった。
花火といえば夏のイメージだが、かつてドリームランドで行われていた花火がなくなって久しい。奈良市民にとっては、楽しみの行事でもあった。
それだけに短い時間ではあるが、山焼きの花火は楽しめた。花火のあとは山焼きとなり、赤々と炎が燃え広がる様子は、その年によって燃え方が異なるだけに、こちらも楽しい。
平城宮跡で行われた大立山まつりも、最終日の天気が残念だったが、無事に終えた。まだ2回目だが、昨年以上に工夫をこらし、県内全市町村の協力体制ができた。
伝統行事というものは、続けることに意義がある。とくにボランティアの皆さんの力が大きい。後の世に伝える奈良の新しいまつりを、しっかり育ててほしいと思う。(治)
冬の夜空に打ち上げられた花火を合図に山焼きが始まったが、冬の花火もいいものだ。好天に恵まれたこともあり、次々と大輪の花が咲くと、歓声が上がった。
花火といえば夏のイメージだが、かつてドリームランドで行われていた花火がなくなって久しい。奈良市民にとっては、楽しみの行事でもあった。
それだけに短い時間ではあるが、山焼きの花火は楽しめた。花火のあとは山焼きとなり、赤々と炎が燃え広がる様子は、その年によって燃え方が異なるだけに、こちらも楽しい。
平城宮跡で行われた大立山まつりも、最終日の天気が残念だったが、無事に終えた。まだ2回目だが、昨年以上に工夫をこらし、県内全市町村の協力体制ができた。
伝統行事というものは、続けることに意義がある。とくにボランティアの皆さんの力が大きい。後の世に伝える奈良の新しいまつりを、しっかり育ててほしいと思う。(治)