国原譜
第89回選抜高校野球大会に県勢2校が出…
第89回選抜高校野球大会に県勢2校が出場を決めた。高田商は23年ぶりの春晴れ舞台。そして智弁学園は連覇を目指して再び甲子園の土を踏む。
全国の高校球児が憧れる紫紺の大優勝旗は今、智弁学園にある。その大旗を全員そろって返還できる栄誉こそ、まず同校ナインは誇るべきだろう。
先日は夏の真紅の大優勝旗が60年ぶりに新調される話題が報じられ、費用が約1200万円と聞いて少々驚いた。とはいえ旗に刻まれる歴史、寄せる思いを考えれば、価格以上の重みがある。
もちろんセンバツの大旗も同じ。いったん返還して再び手にできるか。選出の喜びもそこそこに、同校はじめ各校の視線は既に開幕を見据えている。
一方の高田商。センバツ出場は回数こそ3回目で智弁学園の11回にはおよばないが、初陣は同校より14年も早い昭和37年。古豪の復活に地元では早くも応援ムードが盛り上がっているようだ。
市立高校で地域性が強い高田商と、長年にわたって五條市に根付いてきた智弁学園。卒業生や在校生はもちろん、県内の高校野球ファンにとって2倍楽しみな春になった。(松)
全国の高校球児が憧れる紫紺の大優勝旗は今、智弁学園にある。その大旗を全員そろって返還できる栄誉こそ、まず同校ナインは誇るべきだろう。
先日は夏の真紅の大優勝旗が60年ぶりに新調される話題が報じられ、費用が約1200万円と聞いて少々驚いた。とはいえ旗に刻まれる歴史、寄せる思いを考えれば、価格以上の重みがある。
もちろんセンバツの大旗も同じ。いったん返還して再び手にできるか。選出の喜びもそこそこに、同校はじめ各校の視線は既に開幕を見据えている。
一方の高田商。センバツ出場は回数こそ3回目で智弁学園の11回にはおよばないが、初陣は同校より14年も早い昭和37年。古豪の復活に地元では早くも応援ムードが盛り上がっているようだ。
市立高校で地域性が強い高田商と、長年にわたって五條市に根付いてきた智弁学園。卒業生や在校生はもちろん、県内の高校野球ファンにとって2倍楽しみな春になった。(松)