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国原譜

奈良市の観光や店舗情報、割引チケットが…

 奈良市の観光や店舗情報、割引チケットが使える県のスマホアプリ「ならたん―きょうから奈良へ」の実証実験が、きょう15日にスタートする。

 県公式のまち巡りアプリと銘打ち、2月末日までダウンロード配信。県民や来訪者に積極的な利用をPRし、地域の観光振興と消費拡大を目指す。

 寒さが募るこの時期、観光客の足は遠のきがちだが、同市内では昨年に続き奈良大立山まつりが25日に開幕。その期間中に若草山焼き、また2月8日からは光の催し、なら瑠璃絵も行われる。

 宿泊を誘う夜間のイベント創出や、休日前の日程設定など工夫が続く冬の大和路観光。今回はIoT(もののインターネット)を活用した新基軸。

 協力店舗を募る規約で、県は同取り組みについて、地域商工業の発展と中小企業などの事業機会の拡大、創出が目的としており、全県展開も視野に入れた本格導入へ、実験成果が期待される。

 地方振興でIoT活用に注力する総務省トップが県選出の高市大臣というのも心強い。まずは地元に住むわれわれから、手元にスマホがあれば県公式アプリを試してみたい。(松)

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