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国原譜


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2017年1月11日 奈良新聞

 「昭和」から「平成」に変わった時を思い出す。2年後の平成31年1月1日に、皇太子さまが天皇に即位して、新しい元号とする検討に入ったという。

 昨年8月に天皇陛下が退位の意向を表明されたことから、誰もが新元号のことを意識してきた。日にちが明確にされると、その重さも増す。

 その後、首相になった小渕恵三官房長官が「平成」と書かれた色紙を高く掲げた日のことを今でも覚えている。昭和しか知らない人間にとって、違和感のある何ともいえないものだった。

 その平成時代も30年近くなった。たまに「昭和何年」などと間違えたりするが、最近では「平成」にすっかり親しみ慣れてきたところだ。その平成が変わるのも残念だ。

 まだ正式に決まったことではないが、国民生活に大きな影響を与えるだけに、慎重に事を進めてほしいと思う。奈良は初代とされる神武天皇をはじめ、天皇とは深いつながりがある。

 本紙も欄外は元号とし、西暦はカッコで表記している。それが奈良なのだと思う。今上陛下には、また奈良を訪れてほしいし、お元気でいていただきたい。(治)

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