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鍵は中門 遺構確認 - 10日から半世紀ぶり調査/法隆寺「若草伽藍跡」

2017年1月7日 奈良新聞

現在は空家となっている若草伽藍中門推定地=6日、斑鳩町法隆寺1

 斑鳩町教育委員会は6日、聖徳太子が建立した法隆寺の創建伽藍(がらん)とみられる「若草伽藍跡」(7世紀初)の発掘調査を、10日から開始すると発表した。中心部の発掘は約50年ぶりで、伽藍構造を探るために重要な中門の遺構の確認を目指す。調査は3月末までの予定。

 現在の伽藍の南東側にある若草伽藍跡は、昭和14年と同43、44年の発掘調査で塔跡や金堂跡などを確認。中門、塔、金堂、講堂が南北に一直線に並ぶ「四天王寺式伽藍配置」だったと考えられている。

 今回の調査は、塔跡の南側にある民有地(約850平方メートル)で実施。調査地は南北線の北から西へ約20度ずれた伽藍の中軸線上にあり、中門の推定地に位置する。中門のほか、南門や回廊などの遺構の検出が期待される。

 これまでの調査では北側と西側で柵などの区画施設を確認。東側にも伽藍の東限を踏襲したとみられる道が残ることから、南側でも区画施設が見つかれば伽藍中心部の全容解明への大きな手がかりになる。

 調査地は昭和40年代ごろから空家となっているが、建物は解体せず庭などに幅1~2メートルの調査区を数カ所設けて遺構の発見を目指す。史料によると推古15(607)年創建とされる法隆寺は、天智9(670)年に火災で焼失。現在の伽藍は7世紀末ごろの再建とする見方が強まっている。平成16年には伽藍跡の西側で焼けた壁画や瓦、壁土が出土している。

 調査を担当する斑鳩町教委の平田政彦課長補佐は「中門が確認できれば、飛鳥時代の寺院史を考える上で重要な成果になる」と期待している。

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