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国原譜

NHKの大河ドラマ「真田丸」は、先週あ…

 NHKの大河ドラマ「真田丸」は、先週あたりから「大坂冬の陣」が本格的に描かれ、一昨日放送分では、主人公・真田信繁(幸村)が勝ち名乗りを上げる場面が登場した。

 父・昌幸から学んだ軍略、知略を駆使して砦を築き、攻めてくる徳川方に痛撃を与えた合戦シーンは、それまでの放送で合戦の場面が少なかっただけに、余計に溜飲が下がる思いで、臨場感のある巨大なセットも見ものだった。

 冬の陣に際して、徳川家康は奈良を通ったらしいが、あまり知られていない。だが、今年1月1日付本紙13面の「真田幸村 県内に残る『ゆかりの地』」という特集には、奈良市の漢国神社との関わりが紹介されていた。

 それによると慶長19(1614)年に大坂城攻めに向かう途中、家康が鎧(よろい)を奉納し、鎧を納めたとされる鎧蔵が今も残っている。

 蔵の由緒略記には「家康が11月15日に木津(木津川口)の戦いで幸村軍に敗れ、同社境内の桶屋に落ち忍び、九死に一生を得て、鎧一領を奉納した」のだという。

 上田や九度山だけでなく、奈良にも故地があることを知ってほしい。(恵)

 

 

 

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