特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

本格ラグビーシーズンに入って2カ月ほど…

 本格ラグビーシーズンに入って2カ月ほどが経過した。関西大学Aリーグでは天理が危なげなく開幕3連勝。今季も優勝争いに絡みそうだ。

 昨夏は、W杯イングランド大会1次リーグで日本代表が歴史的3勝。新たなファンも生まれ、近年にないほどラグビー熱が高まった。

 だが1年たち、トップリーグの入場者数は早くも鈍化傾向。熱しやすく冷めやすい国民性か、興味関心は移ろいやすい。

 ただ考えようでは、今の状況は好機。3年後のW杯日本大会でのキャンプ地誘致を狙う自治体は、市民の意識高揚とともに条件を整えて積極的に立ち回れば可能性が高まる。

 今月上旬、県と中和4市はスポーツを通して地域を活性化する連携協定を結んだ。主要活動にはキャンプ地誘致もある。身近な本物は教育的効果とビジネスをもたらす。今一度各自治体の特性、能力を洗い出し、総合力を見せてほしい。

 試合会場「花園」へのアクセス、芝のグラウンドを含む練習環境、過去のキャンプ地実績、県出身日本代表の立川理道選手の存在など。県全体を見渡せば、所有するカードは決して悪くない。(智)

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