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国原譜

民進党の代表選で蓮舫代表代行が新代表に…

 民進党の代表選で蓮舫代表代行が新代表に選出された。政権交代できるだけの力量を備えた政党へ生まれ変われるのか、注視して見守りたい。

 県関係者の間でも選挙告示前から蓮舫氏圧勝の予想だったが、その通りになった。党幹部人事でごたごたしているようで、挙党一致で次期総選挙に向かえるのかどうか。

 気掛かりな材料は他にもある。選挙で、県内の党員・サポーター4528人のうち投票したのは1520人。投票率はわずか33・57%。なぜこんなに低いのか。

 「18歳選挙権」で増えた若い有権者たちも首をかしげるのではないか。この低投票率は、有権者を政治から遠ざける要因となる。党県連はよく分析して締め直すべきでは。

 ついでにもう一つ。県連代表の馬淵澄夫衆院議員(県1区)に投票先を尋ねたが、答えてもらえなかった。理由はいろいろあるらしい。だが、やはり不満である。

 いずれは党代表にと燃える馬淵氏だからこそ、誰に投票したか明かしてほしかった。グループに属さない「馬淵党」だから全方位外交ということか。でも、納得できる説明が欲しいところだ。(北)

 

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