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国原譜

盛り上がり不足も懸念された民進党の代表…

 盛り上がり不足も懸念された民進党の代表選挙だったが、最終盤に意外な形で注目を集める展開。波乱含みの中で投開票を迎えることになった。

 一般党員やサポーター、地方議員による郵送投票は13日に締め切られており、きょうは国会議員と同公認候補予定者が投票、合わせて開票される。

 ただ既に投票を終えた地方議員らの間からは不満も出そう。党県連代表の馬淵氏は、今週初めの時点で決選投票にはならない可能性も示唆していたが、その後の情勢変化をどう勘案するのか。

 ちなみに初回投票では全有権者に計849ポイントが割り振られており、うち県内の党員や議員らの票は足して1%強。これが県連の発言力に相当する。

 ほぼ人口比の通りだが、もし決選投票になれば県関係は馬淵氏一人、割合も0・5%弱と半分以下に減る。国政選の相次ぐ敗退に加え、次期候補も決められない県内民進党の現状が露呈する。

 地域の声を吸い上げ国政に反映させるには、まず足元の組織づくりが大切。再び政権を目指すという民進党。中央の動きも気掛かりだが動き出した県連再生こそ注視したい。(松)

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