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リオデジャネイロ・パラリンピックはきょ…

 リオデジャネイロ・パラリンピックはきょう開幕。日本からは132人の選手が出場を予定している。

 県関連は、大会2連覇を目指す天理大出身の柔道男子(視覚障害)100キロ超級の正木健人、天川村出身のパワーリフティング54キロ級の西崎哲男の2選手。それぞれ期待は大きい。

 今回は開幕前から、選手のメディア登場が従来と比べ格段に多い。開幕後もNHKは連日、競技を生中継。ラジオでも注目競技の生中継が予定される。いずれも初めてのことだ。関連ウェブサイトも充実している。

 次回に東京大会を控えていることも理由だろう。ともあれ、パラリンピックに触れる機会の増加が、障害者スポーツのイメージを大きく変えるのは間違いない。

 パラリンピアンは、オリンピアン同様に競技に打ち込み、並外れた技能を獲得している。いい意味で想像を超えている。

 前回開催地のロンドンでは大会後、障害者スポーツが市民生活の中に溶け込でいる状況だとも聞く。恵まれているとは言い難い、国内の障害者スポーツの環境改善の気運を高めるためにも、まずは競技を楽しみたい。(智)

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