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国原譜

15日に投開票される民進党の代表選。党…

 15日に投開票される民進党の代表選。党勢衰退に歯止めをかけ、再び政権を担える政党となるために最もふさわしい代表を選ぶ選挙という位置づけだ。

 3氏が立候補し、それぞれの考えを主張し合っている。ただ、それを知るのは一部のテレビや本紙を含む新聞などを通じての情報がほとんどだ。

 特定の政党の代表選には違いないが、県内の党員や関係者が表に出て、広くアピールしてはどうか。本当に政権政党になろうというのなら、地方党員らがもっと“熱く”なるべきでは。

 代表選に出馬しなかった同党県連代表の馬淵澄夫衆院議員(県1区)が立候補者に対し、憲法改正をめぐる積極的な論戦を促している。適切な指摘だ。

 次期総選挙が、憲法改正をめぐって国民に信を問う戦いになるという想定は間違っていないと思う。憲法についての歴史的経緯を踏まえた論議が不可欠という見方も納得できる。

 憲法(改正)を柱のテーマとするなら、代表選立候補者だけでなく、地方党員も逃げずに論議すべきだ。熱さが一般県民に伝わるぐらいでないと、政権交代などおぼつかない気がする。(北)

 

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