国原譜
みごとな大逆転劇だった。リオ五輪のバド…
みごとな大逆転劇だった。リオ五輪のバドミントン女子ダブルス決勝で、橿原市出身の高橋礼華選手ペアが、デンマーク組を破り、金メダルを獲得した。
第1ゲームを接戦で落としたが、第2ゲームで圧倒。そして決戦の第3ゲームは3点差をはねのけ、5連続得点という鮮やかな勝ち方だった。
テレビ観戦していても、高橋選手とペアの松友美佐紀選手は、終始冷静でもあった。2ゲーム勝てば金メダルなので、第1ゲームで敗れた時には「ダメかも」と思った。
ところが第2ゲームを取ってタイになり、応援にも熱が入った。第3ゲームでは、デンマークが19点となって、あと2点で優勝だから、そこでの3点差は絶望とさえ思えた。
しかし、2人の表情はまったく変わらず、ただひたすら優勝を信じて、果敢に攻めていた。最後の5点連取しての大逆転は、「己を信じて諦めない」姿そのものだった。
両選手の戦いに大きな拍手を送るとともに、感動をありがとうと言いたい。世界一になると信じて戦ってきた2人が多くのことを教えてくれた。気が早いが次の「東京」も頼む。(治)
第1ゲームを接戦で落としたが、第2ゲームで圧倒。そして決戦の第3ゲームは3点差をはねのけ、5連続得点という鮮やかな勝ち方だった。
テレビ観戦していても、高橋選手とペアの松友美佐紀選手は、終始冷静でもあった。2ゲーム勝てば金メダルなので、第1ゲームで敗れた時には「ダメかも」と思った。
ところが第2ゲームを取ってタイになり、応援にも熱が入った。第3ゲームでは、デンマークが19点となって、あと2点で優勝だから、そこでの3点差は絶望とさえ思えた。
しかし、2人の表情はまったく変わらず、ただひたすら優勝を信じて、果敢に攻めていた。最後の5点連取しての大逆転は、「己を信じて諦めない」姿そのものだった。
両選手の戦いに大きな拍手を送るとともに、感動をありがとうと言いたい。世界一になると信じて戦ってきた2人が多くのことを教えてくれた。気が早いが次の「東京」も頼む。(治)