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国原譜

鳴くセミの種類が変わってきたようで、秋…

 鳴くセミの種類が変わってきたようで、秋の気配が少し濃くなった。とはいっても猛暑はまだ続く。水分補給などを心がけて暑さをしのがねば。

 それでも「立秋」をすぎると、きちんとやって来るのが台風。7号の来襲で東日本を中心に大きな被害が出なければいいが。こちらでは局地的な大雨にも気をつけたい。

 台風被害といえば、平成23年9月の台風12号豪雨災害(紀伊半島大水害)から5年。その爪痕はなくなったわけではないし、教訓として生かす取り組みも続いている。

 今月8日の紀伊半島知事会議では奈良、和歌山、三重3県に関わる熊野川について、国に対して総合的な治水対策と土砂災害対策を求める合意も行われた。

 出水のたびに大量の土砂が堆積し、県ごとの対応では費用面でも限界がある。また紀伊山地には不安定土砂が大量に存在し、改めて全体的な調査と対策(計画)も求められる。

 全国有数の多雨地帯である熊野川流域だからこそ、国の対応は早い方がいい。一方で暑さの中に秋を感じながら、台風に対する備えの点検も始めよう。こちらも早い方がいい。(北)

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