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国原譜

まさに手に汗を握る好ゲームとなった。県…

 まさに手に汗を握る好ゲームとなった。県を代表する強豪同士の一騎打ちは、智弁学園が天理を6―5で下し、甲子園出場を決めた。

 春のセンバツで全国制覇を成し遂げた智弁学園は、本命視されてきただけに、県大会優勝の喜びは格別だろう。春の覇者に各校は総力を挙げて立ち向かった。

 初戦の高田商、そして磯城野、奈良の各校に先取点を許し、決勝の天理戦でも先制された。それを引っ繰り返して逆転勝ちした。磯城野戦と準決勝の郡山戦は延長戦だった。

 いかに苦しい戦いを続けてきたか。決勝戦も智弁学園の今年の大会を象徴するように、逆転で勝利した。6―2で迎えた最終回に、さすが天理という底力をみせたが、あと1点が届かなかった。

 これで春夏連覇の夢がふくらむ。センバツのみごとな戦いぶりは、まだ記憶に新しい。準決勝で戦った龍谷大平安(京都)や決勝の高松商(香川)は姿を消した。

 それだけに、全国の球児から目標とされよう。夏は夏と、挑戦者の気持ちで、また新しいドラマをみせてもらいたい。敗れ去った県内の球児の思いを忘れないでほしい。(治)

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