このページでは、Javascriptを使用しています

考古学


現在位置:トップページ> 考古学> 記事


法隆寺?の木簡8点 - 最古級の7世紀伝来

2016年7月23日 奈良新聞

冒頭に「月生」の文字があり、7世紀後半にさかのぼること分かった法隆寺献納宝物の木簡(左は赤外線撮影)=東京国立博物館蔵

 東京国立博物館(東京都)と奈良文化財研究所(奈良市)は22日、同館所蔵品の中から7世紀後半のものを含む木簡8点が見つかったと発表した。法隆寺(斑鳩町)に伝来し、皇室に献納された法隆寺献納宝物の一部とみられ、土中に埋まることなく伝わった木簡としては最古級という。8月23日から9月19日まで、東京都国立博物館宝物館で公開される。

 木簡は長さ約20~30センチ、幅約2~4センチで、「幡(ばん)」と呼ばれる仏教の儀式で用いた旗の芯板(横木)に転用。明治時代の法隆寺献納宝物の記録に「幡木材片 壱括」との記載があり、宝物の一部とみられる。

 今年2月、東京国立博物館と奈良文化財研究所が共同で調査。うち1点に7世紀後半の資料でのみ登場する「月生(つきたちて)」という日付を記す際に用いる用語の記述があることから、同時期の木簡だったことが分かった。他も字体などから同時期にさかのぼる可能性があるという。これまで、出土品以外の墨書木簡では正倉院(奈良市)に伝わる8世紀のものが知られていた。

 今回の木簡には米俵を売り銀か布に代えたという物品の売買記録や漢詩の習書などを記述。「善満尼」や「上法尼」の尼僧とみられる名前も記した木簡もあり、法隆寺の隣接した尼寺の中宮寺との関連も指摘される。

 渡辺晃宏・奈良文化財研究所都城発掘調査部副部長は「木簡が伝来されることは珍しく、これまでにない貴重な資料。7世紀には、役所だけでなく寺の中でも木簡が日常的に使われたことが分かる」としている。

記事の詳細は本紙をご覧下さい ⇒ 【 奈良新聞を購読する 】


最新ニュース

開幕へ早くも熱気 - 国文祭 障文祭 100日前イベント写真付き記事[2017.05.29]

平群も全面禁煙 - 本年度の県内自治体調査[2017.05.29]

足技ひらり - 春日大社で万葉蹴鞠写真付き記事[2017.05.29]

使途不明金2900万円 - 県猟友会[2017.05.29]

お客の夢乗せ 地域結ぶ - 奈良のバス 100周年記念写真付き記事[2017.05.29]

理想のまちつくろう - 王寺や近隣自治体の小学生らが体験写真付き記事[2017.05.29]

中小企業 4四半期連続好転 - 1~3月期県内企業動向[2017.05.29]

【団体戦】女子 奈良大付3連覇 - 全国高校総体県予選 体操写真付き記事[2017.05.29]

新斎苑関連費、補正に - 奈良市が予算案[2017.05.27]

白鳳伽藍の姿 50年かけ復興 - 薬師寺「食堂」の落慶法要写真付き記事[2017.05.27]



PR



おすすめサイト

会社概要採用情報新聞購読出版情報個人情報保護特定商取引法に基づく表示サイトマップ