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国原譜

参院選が終えたばかりだが、東京では知事…

 参院選が終えたばかりだが、東京では知事選がきょう告示される。舛添要一前知事の辞任騒動は、都民だけでなく全国の人々をあ然とさせた。

 参院選があったから、選挙準備も十分でなかったかもしれないが、政党推薦の立候補予定者の名前がギリギリになって決まった。それなりに知名度のある名前が出ている。

 首都のトップを選ぶわけだし、4年後の東京五輪を控えているだけに、国民全体が関心を持つことになる。遠くから選挙の行方を見ておきたい。

 身近に目をやれば、やはり現職を落とした民進党の参院選の総括が急務だ。民主党政権時には復活当選を含めて衆院4人、参院は比例組と合わせて3人を擁し、国会議員7人という一大勢力だった。

 それが衆院1区の馬淵澄夫氏1人になった。ここまで支持を失い、低落した原因を検証せねばなるまい。自民党に政権を奪還されてから、何をしてきたかだ。

 選挙区では共産党との共闘もあり、おおさか維新の会の候補に勝ったが、比例代表では維新が民進党を上回った。その現実を直視しなければ次もないだろう。(治)

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