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国原譜

参院選の候補者本人は必死で選挙運動を展開…

 参院選の候補者本人は必死で選挙運動を展開しているのだろうが、何となく低調な気がしてならない。18歳選挙権で有権者は増えても、投票率が心配だ。

 全県を対象にした選挙区で4人の候補だから、まだ1人の候補者しかお目にかかっていない。比例代表でも3人ほどで、それも車から手を振る姿だけだ。

 関心を呼ぶような大きな争点がないからなのか。国論を二分した英国の国民投票や、米大統領選の候補者選びといった、熱気がみられないのが気掛かりだ。

 選挙の結果によっては、憲法改正問題が現実味を帯びるだけに、きわめて重要な選挙だ。初めて選挙権を行使する若者たちが、よく考えて自らの意思で投票してほしいと願う。

 選挙の関心も、都知事選の行方の方に向かっている。後だしジャンケンではないが、これからどんな人が名乗りをあげるのか、都民でなくとも気になるところだ。

 法的に問題なくとも、辞職した舛添知事の「セコさ」と、過ちを認めることをしない、最高学府を出たという自信過剰が、見放された。エライと勘違いした時に落とし穴がある。(治)

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